コラム

オペラとポップスで発声練習の違いはあるのか。オペラの発声練習も行った方がいい理由。

なかにしけん

メンタルボイスボイストレーナー。 ▶︎ESPエンタテイメントヴォーカル科卒業 ▶︎メンタル心理カウンセラー資格 ▶︎ボイトレ歴10年 【歌で自分に自信をつける!】をモットーに、当ブログでは趣味でも本格的な音楽の知識を身につけたい人向けに、さまざまなボイトレ・音楽情報を掲載しています。

この記事はこんな方におすすめ

  • ポップスとオペラの発声の仕方の違いが知りたい
  • オペラの発声練習がポップスにどれくらい活かせるか知りたい

どーも!ボイストレーナーの中西健です♪

本記事では、オペラの発声練習も是非とも取り入れた方がいい理由についてお話します。

結論から言うと、ポップスのボイトレ方法は表面的にしか問題を解決しないものが多い、というのが上げられます。

片やオペラ、中でもベルカント唱法では1音ずつじっくりと練習し少しずつ少しずつ安全に喉の筋肉を育てていきます。

このオペラの発声練習にこそ、ボイトレの真髄が隠されているのです。

ポップスとオペラで求められるもの

オペラのライブでは基本マイクを使用しません。

それで大ホールに声を響かせるんだからとんでもない声量です

けん

僕は音楽専門学校でポップスのボイトレを学び、現在はオペラの発声法のひとつであるベルカント唱法を学んでいます。

まずオペラとポップスでは大きく異なるポイントがあります。それは音楽に対する美徳です。

オペラでは声の美しさや声量が求められるのに対し、ポップスでは声の個性や曲のクオリティが求められています。

ポップスは商業的な流行り廃りも早いジャンルです。その分すぐにでも歌手の歌唱力を上げさせないといけません。

片やオペラでは長い年月をかけて徐々に声を育てていきます。まずは1音から練習していくほどじっくり練習します。

現代のボイトレの弊害

そういった背景もあり、年月をかけて徐々に発声練習にも違いが生まれていきました。

具体的にいうと、ポップスでは表面的に歌唱力を上げるボイトレが使われ、オペラでは根本的に歌唱力を底上げしていくボイトレが使われるようになりました。

当然そこには問題もあり、その歌手の喉が育っていないうちに技術的に無理やり難しいこと(無理に高い音を出そうとする)をしようとして、喉を壊すといったことも起きています。

そういった理由も含めて、僕はオペラのじっくり1音から初めていくボイトレがもっと必要だと感じています。

喉の筋肉を安全に少しずつ育てていくことで、高い声も安全に苦しむことなく出せるようになっていきます。

なか犬

早く歌がうまくなりたいがために、無理やり高い音を出して喉を痛める人も多いんだね。

ぜひベルカント唱法の練習法である、声区の分離練習やアンザッツといった練習を取り入れて、歌唱力を底上げしていきましょう!

それでは今日もぼちぼちがんばっていきましょう!し〜ゆ〜☆

-コラム