ボイトレ ミックスボイス

声区をわかりやすく解説。地声と裏声の2声区で考えよう

なかにしけん

メンタルボイスボイストレーナー。 ▶︎ESPエンタテイメントヴォーカル科卒業 ▶︎メンタル心理カウンセラー資格 ▶︎ボイトレ歴10年 【歌で自分に自信をつける!】をモットーに、当ブログでは趣味でも本格的な音楽の知識を身につけたい人向けに、さまざまなボイトレ・音楽情報を掲載しています。

どーも!ボイストレーナーの中西健です!

声区には地声と裏声の2声区があります。

声区は声が作られる声帯の動きに深く関係しています。声帯が閉じる筋肉が働くのが地声声区であり、声帯が伸ばされる筋肉が働くのが裏声声区になります。

その2つが融合した状態を声区融合といいます。これは声帯が閉じる筋肉も伸ばされる筋肉も両方働いている理想的な状態です。

声区を正しく理解するには声区は音域だけでなく、音質のことも指していると知ることです。

地声声区は地声の音質であり、裏声声区は裏声の音質でもあるということです。

本記事では、声区の成り立ちを紐解きながら解説します。

この記事を読むことでボイトレの目的もよりはっきりと見えてきます。

声区の成り立ち

声区は別名レジスターと呼ばれています。これは元々オルガンの用語から来ています。

オルガンはいろんな音色のパイプを組み合わせて、その曲にあった音質を作ります。

これは実際に見た方がわかりやすいでしょう。

動画ではいろんなスイッチをひっぱることで音作りをしています。

けん

この組み合わせ作業をレジストレーションといいます。

このやり方を昔の人は歌に持ち込みました。

つまり、地声と裏声というパイプをレジストレーション(声区融合)していく、というのが声区の認識です。

なぜ地声と裏声の2声区なの?

これは声帯の構造と深く関係していて、声帯は閉まるか伸びるかの動きしかできません。

地声声区では声帯が閉まる筋肉が主に働き、裏声声区では声帯を伸ばす筋肉が主に働きます。このことから声区は2声区と考えられています。

声区融合の達成がボイトレの目標

声区融合とは裏声と地声が同じ音圧・音質になるまで鍛え上げられ、融合した状態のことをいいます。

この状態が本来のミックスボイスの形であり、ボイトレを行う目的でもあります。

この状態になると低音から高音までバランスよく綺麗に発声することができるようになります。理想的な声の状態です。

声区融合の詳しいトレーニング方法は以下の記事でも解説していますので参考にしてください。

声帯を閉鎖させて歌声にパンチ力を与える地声声区

地声は歌声に力強さ・鋭さを与えます。

主役の筋肉は披裂筋(ひれつきん)声帯筋(せいたいきん)です。

これらの筋肉が働くことで、声帯は閉鎖状態になります。

地声は声が低い男性の方が発達しています。

声帯を伸ばして歌声にまろやかさを与える裏声声区

裏声は歌声の響きを豊かにします。

主役の筋肉は輪状甲状筋(りんじょうこうじょうきん)です。

この筋肉が働くことで声帯が伸ばされます。

裏声は話し声が高い女性の方が発達しています。

まとめ

  • 声区は音域と音質両方から捉えよう。
  • 声区を自由に行き来するにはスムーズに換声点を乗り越えないといけない。
  • 地声と裏声が融合した状態がミックスボイス。

それでは今日もぼちぼちがんばっていきましょう。し〜ゆ〜☆

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