コラム

音楽の専門学校ってどうなの?初心者でも大丈夫?2年間通ってみて思ったこと

なかにしけん

メンタルボイスボイストレーナー。 ▶︎ESPエンタテイメントヴォーカル科卒業 ▶︎メンタル心理カウンセラー資格 ▶︎ボイトレ歴10年 【歌で自分に自信をつける!】をモットーに、当ブログでは趣味でも本格的な音楽の知識を身につけたい人向けに、さまざまなボイトレ・音楽情報を掲載しています。

どーも!シンガーソングライターの中西健です。

僕は2年間大阪の某音楽専門学校のボーカルコースの夜間部に所属していました。

今回はそこでの体験に基づいて、

  • 音楽専門学校のメリット
  • 音楽専門学校のデメリット
  • 初心者でも大丈夫なのか
  • 卒業後はどうなるのか
  • 結局、音楽専門学校に行くべき?

について書かせていただきます。

音楽専門学校のメリット

まずは、僕が感じた音楽の専門学校のメリットですが、

  • 音楽仲間ができたこと
  • 講師の人とつながれたこと
  • イベントが楽しかったこと
  • すごい人たちを観れたこと
  • 大きなライブイベントを無料で観覧できたこと

です。では詳しくみていきましょう。

音楽仲間ができたこと

音楽専門学校は都会にあることが多いので、他府県からいろんな人が集まります。

色んな価値観や感性を持った人が集まり、いい意味で変わってる人もいます。

そもそもみんな音楽好きで来た人たちですので、普通の学校よりかは距離も近くなりやすいと思います。

講師とつながれたこと

講師の方々の中には現役で音楽活動されている方がたくさんいます。

僕が通っていたときには、世間的に名の通った方もいらっしゃいました。

授業の中に講師陣による演奏もあり、そういった人たちの技術を間近で見れるのはほんとにでかいと思います。

「これくらいにならないとプロになれないのか」

といい意味でへこまされるかも。笑

卒業後も、講師の方とつながって一緒にイベントをしたり、ときには仕事を振ってくれたりってこともあると思います。

イベントが楽しかったこと

僕のいた音楽専門学校では、クリスマスライブや文化祭など、定期的にイベントが開催されていました。

様々なコースの人たちが集まって、曲を演奏できるのは楽しかったです。

すごい人たちを観れたこと

有名な音楽専門学校だとたまにすごい人が学校に来たりします。

僕の時は、B'zの専属ドラマーの人が来たり、在学中ではないですが、Acid Black Cherryのyasu氏が来たこともありました。

そういった人たちのお話を直接聞くことができます。

大きなライブイベントを無料で観覧できる

他の学校ではわからないですが、僕のいた学校では頻繁にイベントに招待されることがありました。

僕も3回ほど招待を受けて、海外アーティストのライブにいったりしました。

特に、卒業生のライブ招待が多かったです。

ライブ好きな人ならいい刺激になると思います。

音楽専門学校のデメリット

続いてデメリットですが、

  • 生徒のレベルにバラつきがある
  • 授業で使う課題曲は初心者にあわせた曲が多い
  • 生徒全体の好きなジャンルが偏っている
  • 自分と合わない講師もいる

です。解説していきます。

生徒のレベルにバラつきがある

音大クラスなら楽典の筆記試験や実技テストがあると思いますが、音楽専門学校には特には試験はありません。

お金さえ払えればよっぽどでない限り落ちることはないでしょう。

つまり、音楽に関する知識が全くなくても入学できます。

その分、生徒の中には初心者の人からミュージシャン経験がある人まで多種多様です。

授業で使う課題曲は初心者にあわせた曲が多い

全く音楽知識のない人もいるので、授業で使う課題曲は初心者にあわせた曲が多いです。僕の学校では洋楽はなかったです。

講師の人いわく「昔は洋楽も課題曲に入れていたけど、生徒から授業についていけないとたくさん意見があったので今は邦楽だけにしている。」とのこと。

なので、ある程度音楽知識がある人からすればもの足りなく感じるかもしれません。

生徒全体の好きなジャンルが偏っている

これは僕のいたボーカルコースだけに限った話かもしれませんが、初心者の方が多いがゆえに今流行りのアーティストが好きな人が多かったです。

逆にいうと、自分の好きなアーティストにしか興味がない人が多かったです。

自分が興味ない曲が課題曲のときは授業を休んでいる人もいたほどです。笑

自分と合わない講師もいる

講師の中にもいろんな人がいます。理論的に教える人、感覚的に教える人、精神論を唱える人。

それがゆえに自分と合わない講師も出てきます。

僕の場合でいうと、僕自身はあれこれ細かく考えたい理論派の人間なので、感覚的に教えてくれる講師の人とは合わなかったです。

先程と繰り返しになりますが、自分と合わない講師の授業の時はずっと休んでいる人もいました。笑

以上が、音楽専門学校のメリット・デメリットでした。

初心者でも大丈夫?

ここまで読んでいただいた方ならお分かりだと思いますが、初心者の人でも全然大丈夫です。

ボーカルコースの人の中にはカラオケが好き、歌うことが好き、という方もたくさんいらっしゃいました。ギターコースやベースコースなども同様です。

授業のカリキュラムもみんながついていけるように設定されてあると思うので、まじめにやっていれば大丈夫でしょう。

わからなければ講師の人が教えてくれます。

卒業後はどうなるの?

ここはみなさん気になるところだと思います。

音楽専門学校卒業後は、音楽の世界とは全く関係のない会社に就職する人、はたまた音楽関係の職場で働かれる人、アルバイトをしながらミュージシャン活動を続けられる人、みなさんさまざまな道を歩まれます。

ちなみに、現在僕は音楽専門学校を卒業して5年以上たちますが、卒業生で音楽活動している人はほんのわずかです。

音楽専門学校に入学してくる方でメジャーデビューを目指してくる方もいらっしゃると思いますが、在学中にメジャーデビューできる人はほんとに一握りです。

メジャーデビューできたとしても売れるようになるには、さらに厳しいものになるでしょう。

ちなみに僕の在学中の2年間でメジャーデビューできた人は、何百人の中の1人か2人くらいだったと思います。

なので必然的に卒業と同時に音楽を辞める人も多いです。

結局、音楽専門学校にいくべき?

最後に、音楽専門学校にいくべきかどうかについて考えてみましょう。

今はいろんな方法で音楽が勉強できます。

音楽教室に通う・バンドを組む・YouTubeで勉強する・個人的に誰かに習う。

もちろん正解はありませんが、僕の経験から言うと、

音楽を学ぶならわざわざ音楽の専門学校でなくてもいい

今はネットですぐに音楽の知識が得られます。

音楽の専門学校だからといって、特別に得られる知識はないと思います。

ただ、専門学校には常に自分の能力を客観視してくれる人がいます。

まずは自分がどこを目指しているか、ということが大事だと思います。

ほんとに本気でメジャーデビューしたいのなら専門学校にいってすごく努力すれば、ほかのルートよりチャンスはあるでしょう。

でも、サポートミュージシャンになりたい、セミプロで音楽活動をしていたい、息の長いミュージシャンになりたいと思っているのなら、バンドを組んでまたは自分で曲を書いて、現場経験を積んでいる方がためになると思います。

歌がうまくなりたい、カラオケで高得点が出したい、それならボーカルスクールで充分だと思います。

まずは音楽で何がしたいか、というのを考えてから音楽の専門学校を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

学費も安いものではないので。

以上、僕が音楽の専門学校に2年間通ってみて思ったことを書かせていただきました。

もし、専門学校に行こうかどうか悩んでる方の参考になれば嬉しいです!

それでは今日もぼちぼちがんばっていきましょう^ ^

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